信長の野望 - 「信長の野望?天道」,攻略の鍵になる新たなゲーム要素
信長の野望 RMT本作は,「信長の野望」シリーズ第13作として制作されたタイトルで,2009年9月に発売されたPC版からの移植版となる。前作「信長の野望?革新」では,合
戦や内政などがリアルタイム制になりなかなか好評だったようだが,本作でもそのシステムを継承しつつ,さらに新たなシステムが導入されているという。 そんな本作のゲーム要素の一部が公開されたのでお届けしよう。
城から集落まで街道をつなげれば集落を占領。統率の高い武将を起用し、兵力の多い「工作隊」に行わせると、短時間で道の敷設が可能。写真では前田利家
隊が集落を占領
まず,本作をプレイする上で重要なのが,「内政」だ。その内政に追加されたのが,日本各地に点在する「集落」を「街道」で結んで配下にしていくとい
う要素。 配下にしたい集落へ「工作隊」を派遣し,城から集落までの街道を敷くことで,その集落を占領できる。統率力の高い武将を起用し,兵力の多い工作隊に
実行させるのが,短時間で街道を敷設するコツとなる。
匠ノ町と同様に技術研究に不可欠な集落。鉄、木材などの資源があり、高度な技術を覚えるためには資源生産地が必要となるのだ
さらに,支配した集落では,開発コマンドによって施設を建てることができる。集落によって建てられる施設は異なるが,その集落に合った施設を建てる
ことによって,国力の伸びが変化していくのだ。ただし,この際さまざまな資材が必要となるので,資材産地の確保も不可欠となっていく。
なお,国境を越えた先の集落も,街道を繋いで占領できるという。これにより,敵領地の集落を徐々に奪っていき,疲弊させてから領地全体を手に入れる
ということも可能になるわけだ。これまでのように,単純に城を落とす戦いから,ゲリラ的な戦い方も出来るようになったことになる。 また,高山や川に囲まれた敵領地であっても,街道の敷き方によっては敵の背後をいきなり突けるようなルートが作れる場所もあるので,これまでにない
攻略ルート探索も楽しめそうだ。
部隊を集落の入口まで移動させれば,商人町の占領に成功! 今川軍の金銭収入源を奪うことに成功
高山の合間に,低くなっている箇所がある。ここなら街道を敷くことが可能!
闘志を使って戦法発動,敵兵力が大幅に減少
そして,本作の醍醐味とも言える,合戦の際の戦法にも変化が見られる。部隊が戦闘状態に入ると,徐々に「闘志」が溜まっていく。この闘志が溜まりき
ると,強力な攻撃「戦法」が発動可能となるのだ。武将1人が一つの戦法を持っており,どの武将が出陣しているかで,戦局が左右される可能性もある重要
な要素なのだ。
さらに,戦法を発動した部隊の陣内に,同じ兵科の部隊がいれば,「連携攻撃」が発動する場合があるという。敵をうまく陣内に誘い込むように配置して
いけば,連携攻撃で一網打尽なんてこともあるわけだ。 また,同じ陣にいるすべての部隊の能力を高め,敵の戦法の威力を弱める効果がある戦法も存在するという。ほんの一握りの武将しか使えない戦法だが,
タイミングよく発動できれば絶大な効果が得られそうだ。
同じ鉄砲隊の島津貴久たちが連携する
攻撃力と戦法の威力を高めると同時に、敵の戦法威力を弱める効果がある
そんな戦法を効果的に活用するためにあるのが,最大5部隊で構成できる「陣形」だ。陣形は,それぞれ効果の異なる9種類(以下の表を参照)が用意され
ており,陣形を組んだ場合常に5部隊で行動するようになる。兵科のバランスや部隊の種類に合った陣形を選ぶことで,その力を存分に発揮できるようにな
るのだ。
部隊の組み合わせ次第で、陣形全体の強さが変化する。
陣形:雁行は、弓隊や鉄砲隊の攻撃力を高める陣形だ