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「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」レベル30でさらに広がるコンテンツ


 ハウケタの御用邸での調査を終えた冒険者は,その成果を報告するため砂の家へと戻る。気がかりな「闇の存在」だが,そこで手がかりがなくなったことで,いまだエオルゼアを悩ませる蛮神問題の解決に,再び奔走することになる。
と,ここからはレベル30以降のストーリーが展開するのだが,それとは別にレベル30になると二つの大きなコンテンツが待ち構えている。「バディチョコボ」の開放と「ジョブ」の取得である。
●頼もしい相棒をその手に。バディチョコボを手に入れよう
バディチョコボは,マイチョコボを乗り物としてではなくパートナーとして召喚して,共に戦えるという,いわゆるペットシステムだ。巴術士であれば,すでに2種類のカーバンクルを召喚して戦っているはずだが,バディチョコボはそれとは少し違った存在となる。
FF14 | ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア

というのも,バディチョコボは基本的に,飼い主であるプレイヤーがバトルを開始することで行動を起こすタイプのペットで,カーバンクルのように,先にペットに攻撃命令を出すという戦闘はできないように差別化されているのだ。
レベルはプレイヤーキャラクターと常に同じだが,バトルを通して経験値を獲得し,一定量の経験値を得るとランクが上がっていく。ランクが上がることでス キルポイントが付与され,それを消費して「ディフェンダー系」「アタッカー(DPS)系」「ヒーラー系」に分かれた,さまざまなスキルが修得可能だ。スキ ルはツリー状になっており,各系統の低いランクから修得していくことになる。
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またバディチョコボは,覚えたスキルを戦闘中に自動的に使用してくれるのだが,「アタッカースタンス」「ディフェンダースタンス」「ヒーラースタンス」 という,スタイルを指示することもできる。スタイルを指示すると,そのスタンスに沿ったスキルだけを使うようになり,例えば,ヒーラースタンスにしておけ ば,HPが減ったときにすかさず回復してくれるのだ。すべてのスキルを使ってほしいなら,「フリーファイト」を指示すればいい。
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そんなバディチョコボだが,どうやってそのシステムを開放させるかというと,黒衣森の南部森林「キャンプ:トランキル」で,そのためのクエストが受注できる。
クエストを受けて黒衣森の中央森林にあるベントブランチへ向かい,チョコボ厩舎のNPCと話そう。するとバディチョコボが開放され,共に戦ってくるようにと新たな依頼が発生するのだ。
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バディチョコボを召喚するためには「ギサールの野菜」が必要になるが,このクエストを進行するためにもらえるのでそれを使用してチョコボを呼び出し,指 定されたモンスターを共に倒そう。なお,ギサールの野菜は,ベントブランチ牧場のよろず屋のほか,各都市に配置されている種族装備を売っているNPCが販 売している。グリダニアなら「黒兎堂 マイセンタ」というNPCだ。一つ36ギルするので,この時点では,ちょっと高いかも知れないが,いくつか買っておくと冒険に役立つだろう。
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どの系統で育てていくのか迷うところだが,汎用性の高いスタンスとしては,ヒーラースタンスがオススメだ。タンククラスやDPSクラスなどほかのクラス になっても,自身を回復してくれるヒーラーが常に一緒に居てくれるので,戦闘が一気に楽になる。また,ヒーラーでも攻撃しているあいだに,自分を回復して くれる相棒がいると戦いやすい。
●待望の上位職を得る「ジョブクエスト」
メインストーリーと共に,忘れてはならないのが,新たなアクションや魔法を修得できるクラスクエストだ。各クラスでさまざまなストーリーを体験しなが ら,そのクラスでの基礎的な戦い方を覚えていけるのだが,レベル30でストーリーは終わりを迎える。つまり,そのクラスにおける,初心者という段階は卒業 になるわけだ。
クラスクエストもレベル30で最後。最大の試練を乗り越えて,一人前の冒険者へと踏み出す瞬間だ
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そして,その後に待っているのが,上位職を取得するための「ジョブクエスト」である。
本作で上位職を得るために,基本となるクラスに加え,サブクラスを一定レベルまで上げておく必要があるのは本連載の第2回で紹介したとおり。今回は巴術士の上位職への道筋を簡単に紹介しておこう。
巴術士から選べる上位職は「召喚士」「学者」の2種類だ。召喚士は,これまでの巴術士と同様で,ペットをタンクやDPSとして使役して戦うDPSクラスとなる。それに対して学者はロールがヒーラーとなり,戦いの中心ではなくサポート役としてペットを使用するようになる。
ちなみに,召喚士を取得するためのジョブクエストを受けるにはサブクラスとして「呪術士」のレベル15が必要になる。学者の場合は,サブクラス「幻術士」のレベル15だ。
レベル30のクラスクエストをクリアすると,上位職を取得できるジョブクエストがスタートする。メインクラスに加えて,サブクラスのレベルが15まで上がっている必要があるので注意しよう
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一例として,巴術士と基本的な立ち回りが変わらず,分かりやすい「召喚士」へのジョブクエストを紹介していくことにしよう。
まず,ジョブ取得クエストの条件である「呪術士」をレベル15にするところからスタートだ。運良くというか,学者でも同様だが,サブクラスが巴術士とは 異なる都市からの開始(呪術士:ウルダハ,幻術士:グリダニア)なので,意図的に低レベル帯クエストを先にクリアしていなければ,街中や近隣のフィールド に,序盤のクエストが山ほど残っているはずだ。これらをクリアしつつ,「討伐手帳」も埋めていくと,比較的容易にレベルは上がっていくだろう。また,低レ ベル帯のF.A.T.E.に積極的に参加することで「軍票」も得られるので,サブクラスのレベル上げにどんどん活用していこう。
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こうして呪術士がレベル15になれば,召喚士取得のためのジョブクエストを受けることができる。ちなみに,召喚士取得クエストは,これまでお世話になっ た,巴術士のギルドマスター(代理)である「トゥビルゲイム」から受けられる。学者の場合は,巴術士ギルド受付の「ムリー」からだ。
ジョブ「召喚士」を取得するための条件を満たしたら,いよいよ上位職への扉が開かれる
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召喚士取得クエストでは,召喚士としての最初のペット「イフリート・エギ」を手に入れる試練が待っている。
リムサ・ロミンサからグリダニアにいるヤ・ミトラの元へ行き,イフリート・エギとの戦いに挑戦することになるのだ。蛮神イフリートの面影を残すイフリー ト・エギとの戦いに勝利すれば,召喚士の資格である「ソウルクリスタル」と,イフリート・エギを召喚できるスキルが得られる。

イフリート・エギとのバトルではヤ・ミトラも一緒に戦ってくれ,回復も行ってくれる。うまくイフリート・エギをカーバンクルで抑えつつ,途中で出現するモンスターを倒しながら討伐を成功させよう。一撃死のギミックもあるので,戦い方には注意だ。
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クエストの指示に従い,グリタニアでNPCヤ・ミトラに出会い試験を受ける。南ザナラーンにあるサゴリー砂漠へ行き,召喚士として最初の召喚獣となる「イフリート・エギ」と戦う。無事倒せたら試験は合格だ
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召喚士取得クエストをクリアすると,召喚士の「ソウルクリスタル」が渡される。クラスからジョブへ切り替えるときは,ベースクラスの武器を装備し,さらに装備スロットの右下段にあるソウルクリスタルスロットにソウルクリスタルをセットする
召喚士になると,呪術士と弓術士の一部のア クション/魔法をADDITIONALアクションとして使用できる。使えるスキルや魔法を忘れずに登録しておこう。なお能力を特化したためか,ベースクラ スの巴術士で活動するときに比べて利用できるADDITIONALアクションが限定される。これもジョブの特徴だ
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なおジョブのレベルは,ベースとなるクラスのレベルがそのまま反映され,そのジョブで得た経験値は,ベースクラスの獲得経験値になる。つまり,召喚士で 遊んでいれば,巴術士のレベルが上がっていくわけだ。そして学者もまた,巴術士がベースクラスなので,極論で言えば召喚士のままレベル50まで育てていれ ば,いきなりレベル50の学者で遊べてしまう。
もちろん,DPSから突然ヒーラーにロールが変わるので,ヒーラーとしての立ち回り方は,しっかりと確認する必要がある。いきなり活躍するというのは少し難しいだろう。
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さて,今回紹介してきたように,レベル30になるとバディチョコボやジョブを取得しながら,新たな蛮神問題へとストーリーを進めていくことになる。
次の蛮神問題は,コボルト族が崇拝する「タイタン」に関連するものだ。リヴァイアサンとタイタンの両蛮神の脅威に晒されているリムサ・ロミンサの首長メルウィブ提督から直々に依頼され,タイタンについて調べ,討伐へと赴くことになるのだが……。
ここから先は,これまで以上に,心が折れそうになる難関がいくつも待ち構えている。しかし,いまやジョブも取得し,初心者を卒業した冒険者――光の戦士たちだ。それらの困難を乗り越えて,物語の行く末を確かめることができるはず。
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というわけで,全5回でお送りしてきたプレイガイドもここで終了となる。ストーリーの一端を追いながら,レベル30までに開放されるコンテンツや, ちょっとした冒険の手引きになる情報をお伝えしてきたが,まだまだ紹介しきれない情報は数多くある。その一部は,公式プレイヤーズサイト 「Lodestone」のプレイガイドで確認できる。また,ほかのプレイヤーの日記からもヒントを得られるだろう。
シングルプレイのRPGに比べて,何倍ものコンテンツが集まっているMMORPGだが,プレイヤー同士のコミュニティや公式サイトなどの情報を活用することで,さまざまな難関をくぐり抜けていけるはずだ。
MMORPGが初めてだからと臆さず,プレイヤー同士のつながりを広げながら,広大なファイナルファンタジーXIVの世界――「エオルゼア」を旅してみよう。
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