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「FFXIV:新生エオルゼア」パーティプレイに欠かせない「敵視」とパーティリストの敵視表示についての基礎知識


パーティプレイにおける各クラス(ロール)の立ち回りが重要なのは,第4回で紹介したとおり。今回は,早めに気付いておきたいポイント「敵視」について解説しよう。敵視とは,モンスターのプレイヤーに対するヘイト(憎しみ)を表したもので,モンスターは敵視の高いプレイヤーを優先して狙ってくる。
通常のパーティプレイでは,HPや防御力が多いタンクが敵視を高めて敵のダメージを引き受け,ヒーラーは状況を見てタンクを回復,攻撃力の高いDPSがモンスターのHPを一気に削るという形で,安定した戦いが可能となる。
ところが,DPSやヒーラーが最初から全力でアクションを使ったりすると,タンクが稼いだ敵視量を超えてしまうことがある。すると,モンスターはDPSやヒーラーを襲ってしまう。これがゲーム内で言われる,“敵が跳ねる”という状態だ。
こうなるとタンクは,急いでアクションを使って敵視量を稼ぐ(=モンスターを引きはがす)必要がある。なぜなら,大きなダメージを受けやすいDPSや ヒーラーが攻撃を受けると極めて危険で,当然ヒーラーの回復量も増えてしまう。回復に使うMP消費が大きくなれば,MPが枯渇する心配も出てくるし,そも そもヒーラーが回復で忙しいような状況では,ほとんどの場合,戦闘は混乱状態になってしまうのだ。
これを未然に防ぐために,気にしておきたいのがパーティリストの敵視表示である。
戦闘中にモンスター自身をターゲットすると,パーティリストの各キャラクターのクラスアイコンの下に小さく表示されるもの。これを見れば,そのモンスターがパーティ内の誰に,どの程度の敵視を持っているかが一目で分かるのだ。
具体的には,敵視がトップのプレイヤーは「A」で,それ以下が順位を示す数字でパーティ内の敵視状況が表され,それら数字の横にトップからの差がゲージで表示される。
例えば,自分が2番手で,白いゲージが多く溜まっていれば,敵視リストのトップとあまり差がない状態ということになり,数発の攻撃で順位が入れ替わる可 能性がある。そのような場合には,攻撃の手を緩めたり,ターゲットを外して数秒様子を見たりすることで,上位との差を一旦離そう。
FF14 | ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア

一方,ヒーラーは立ち回りの特性上,モンスターをターゲットしないタイミングも多くなるので,敵対中のモンスターが表示される「敵視リスト」にも注目し よう。この段階まで遊んだプレイヤーであれば,すでにお分かりだと思うが,緑/黄色/オレンジ/赤の順で自身への敵視の高さが示されており,赤になると トップということで襲われてしまう。
このように,自分の敵視と,トップとの差をときおり確認しながら戦うことで,パーティプレイがより高度なものとなり,戦いの安定性も増していくので覚えておこう。
FF14 | ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア
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