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AION RMTNVIDIAの「SHIELD」分解レポート。299ドルの「ゲーム機型Android端末」にはけっこうコストがかかっていた


  2013年1月の2013 International CESに先だっ アイオン RMTて行われたカンファレンスで,NVIDIAの総帥であるJen-Hsun Huang(ジェンスン・フアン)氏が衝撃の発表を行ってから半年以上。いったんは6月下旬発売が予告されながら土壇場で延期されるなどの紆余曲折を経て,ついに,NVIDIA初のモバイルゲーム機型Androidデバイス「SHIELD」が,北米市場で7月31日に出荷開始となった。

  4Gamerでもさっそく1台輸入してみたので,SHIELDとはどういうゲーム機であり,どういうAndroid端末なのかをチェックしてみたいと思う。

  ……と,振りかぶってみたものの,最初に1つ,お断りしなければならない大事なことがある。今回,SHIELDの電源を投入することはできないのだ。SHIELDは現在のところ,日本国内で利用するために必要な無線LANやBluetoothの認証を得ていないため,国内では(仮に「記事を掲載する」という目的であっても)電源を入れた瞬間に法律違反となってしまう。

  もう少し細かく説明しておくと,AION RMT日本国内で電波を出す機器(≒無線機)は,ごく微弱な電波を出す一部の例外を除き,国内で「形式認定」を受けなければならない。「時代遅れの規制」だという意見がある一方で,「日本は国土が狭いため,無許可の無線機が与える影響が大きい」という意見も根強くある。

  もっとも,携帯電話の国際ローミングに関しては総務省が例外規定を作って許可していたりもするので,形式認定制度は有名無実化してしまっている部分もあるのだが,携帯電話以外の機器に対して規制は依然として有効で,違反には罰則もある。なので,無線LAN接続が前提で,どう考えても無線LAN機能が有効な状態で起動してくるデバイスの電源を入れて,何事もなかったかのようにレビューするというわけにはいかないのだ。

  よって「GeForce搭載PCで実行しているゲームを,SHIELDへストリーミングさせてプレイしてみる」といったことは,今回は行えない。ならただ眺めるだけかというと,それも面白くない。それならとりあえず分解してみようというのが,本稿の主旨であるRMT

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