DQ10 RMT【PR】「新生FFXIV」の吉田プロデューサーに聞く「推奨周辺機器」
ライター:三重邦光 DQ10 RMTカメラマン:大須 晶

新生FFXIV公式Webサイトにある,推奨周辺機器一覧ページ(※一部抜粋)
2013年8月27日の正式サービス開始まであとわずかとなった,スクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」(PC / PlayStation 4 / PlayStation 3,以下 新生FFXIV)。本作でスクウェア・エニックスでは,「FINAL FANTASY XIVパートナーシップ」と題して,国内外さまざまなハードウェアメーカーの製品を推奨PC,あるいは推奨周辺機器に認定している。
ゲーマー向け周辺機器の定番ブランド「Logicool G」(ロジクールG)に属するマウスやキーボード,ゲームパッドなどが,新生FFXIV公式Webサイトの「推奨周辺機器」ページにずらっと並んでいるのを目にしたことのある読者も多いのではないだろうか。
ただ,推奨PCや推奨周辺機器とそうでないデバイスとでは何が違うのか,疑問に思っている人も多いのではないかと思う。新生FFXIVの場合は,PCだけでなくPlayStation 3(以下,PS3)をはじめとする現行&次世代ゲーム機のサポートが行われるが,推奨周辺機器がゲーム機でも使えるのかどうかなど,気になる点がある人も少なくないだろう。マクロはOKなのかNGなのかを知りたい人もいるはずだ。
今回4Gamerでは,これら推奨製品について,新生FFXIVのプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏に話を聞くことができたので,「新生FFXIVの推奨製品とはいったい何なのか」を,お伝えしてみたい。

新生FFXIVの公式Webサイトで「推奨周辺機器」をリストアップする理由
4Gamer:
本日はよろしくお願いします。
新生FFXIVの公式Webサイトで「INFO」から「ALLIANCE」を選択すると,「LIGHTNING RETURNS: FINAL FANTASY XIII」(PlayStation 3 / Xbox 360)とのコラボレーションに関する情報などと一緒に,推奨PCや推奨周辺機器が列挙されたページ(以下,アライアンスページ)が出てきますよね。
あそこに並んでいる製品は,どういう基準でリストアップされているのでしょうか。
吉田直樹氏(以下,吉田氏):
吉田直樹氏(スクウェア・エニックス ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア プロデューサー兼ディレクター)

「安心して購入できるもの」ですね。
たとえば,周辺機器はさまざまなメーカーから星の数ほど発売されていますが,リストアップされているものは,新生FFXIVでの動作確認済みですので,「何を購入すればいいのか迷ったときの確実な選択肢」ということになります。
4Gamer:
そのラインナップですが,推奨PCも推奨周辺機器もDQ10 RMT,非常に選択肢の幅が広いですね。ゲームPCや,Logicool Gのようなゲーマー向けデバイスがあるかと思えば,ごくごく一般的な製品もあったりします。ここまで幅を広げた理由を聞かせてください。
吉田氏:
ファイナルファンタジーXI
(C)2002-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.

日本って,そのほかの市場ほどには「PCでゲームをプレイする文化」が根付いている地域ではないんですね。そんな市場ですから,PCゲーム用デバイスの認知度もまだ低いんですよ。
たとえば日本のMMOプレイヤーって,「ファイナルファンタジーXI」(以下,FFXI)で育った方が多いのですが,(同時期に)国産MMOが少なかったこともあって,MMOはFFXIしか知らないという方もかなりいらっしゃいます。
4Gamer:
確かに,一定より上の年齢だと,そういう人は多いでしょうね。
吉田氏:
そして,FFXIは,ものすごく厳格なルールで運営してきました。それこそ「FFXIのクライアントを起動している間は,ほかのソフトウェアを起動してはいけない」とか,「そもそもゲーム用デバイス(の特殊機能)を使うことすら禁止」とか。
FFXIの国内プレイヤーは,それが当たり前だと思って,MMORPGをプレイしてきたわけです。そこにいきなり今回,最初から「新生FFXIVに最適化したマクロセット,あります!」「ゲーマー向けマウスは超便利!」とやってしまうと,「え,それがないと成り立たないの!?」ということになってしまう。僕達は新生FFXIVをゲーム機にも提供しますが,運営が大々的に謳うマクロセットがPCでしか使えないことになれば,「PS3不利じゃん。じゃあ PS3版でプレイするのやめた」という人も出てきてしまうでしょう。
ただ,これ(=マクロが使えること)って,海外のPCゲーマーからしてみれば当たり前のことでもあります。ですから対応しないと「なんでマクロ使えないんだ!」ということにもなってしまうんです。
4Gamer:
「World of Warcraft」用のプロファイル一式,みたいなものが,海外では“普通に”公開されていますしねRMT。