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「FFXIV:新生エオルゼア」の新ベンチマーク「キャラクター編」を現行GPU計31製品で回してみた。エンジンの改良で快適度はどう変わった?


  2013年8月27日の正式サービス開始まで約半月となった,スクウェア・エニックスのMMORPG「ファイナルファンタジーXIVFF14 RMT:新生エオルゼア」(以下,新生FFXIV)。筆者を含め,サービスインを心待ちにしている人は少なくないだろう。

  新生FFXIVベンチ キャラ編のメインウインドウ

ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア


  それに先立つ形となる8月1日,新しい公式ベンチマークソフト「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編」(以下,新生FFXIVベンチ キャラ編)が公開になった(関連記事)。これは2月に公開された「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク ワールド編」(以下,新生FFXIVベンチ ワールド編)に代わるもので,ここまでのβテストを経てアップデートされたゲームエンジンを採用したものになっている。つまり今回の新生FFXIVベンチ キャラ編は,サービスイン時点の新生FFXIVをベースとするベンチマークツールというわけだ。

  新生FFXIVベンチ キャラ編より

ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア


  ではこの新しいベンチマークを前に,現行世代のGPUはどの程度のスコアを示すことができるだろうか。今回は,NVIDIAおよびAMD製の単体GPU,そして第4世代Coreプロセッサの統合型グラフィックス機能(以下,iGPU),計31製品を用いて,スコアを取得してみた。のべ320回のテスト試行によってどのような傾向が見られたかをお伝えしていきたいと思う。

  召喚士がいたりするなど,変更が加えられたキャラ編

  設定項目のプリセットには新たにノートPC向けが加わる

  ベンチマークスコアを見る前に,新生FFXIVベンチ キャラ編とは何なのかを簡単に整理してみよう。

  FF14 RMTソフトウェアとしての最大の特徴が,新生FFXIVのキャラクター作成を体験できることにあるというのは8月1日の記事でお伝えしてあるとおりだが,ベンチマークソフトとしての新生FFXIVベンチ キャラ編は,基本的に新生FFXIVベンチ ワールド編からそう変わっていない。実際,ドラゴンらしき大型モンスターとのパーティバトルのシーンから始まり,複数のパーティがフィールドで戦闘をしている中をチョコボで駆け抜けるシーンが続いて,ざっくり5分程度で全シークエンスが終了するといったあたりは,新生FFXIVベンチ ワールド編と同じだ。

  中央の,魔法を詠唱している黒魔道士の左隣にいるのが召喚士。その左後方にはイフリート・エギの姿も見える

ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア


  しかし,まったく同じかというとそうではない。たとえば,大型モンスターとのパーティバトルのシーンでは,召喚士がペットにイフリート・エギを連れている。また,ラストのシーンでは黒魔道士の魔法詠唱エフェクトが派手になっているといった具合で,見た目に変更が入っているのである。

  また,メインメニューから「設定変更」のウインドウを開いてみると,大枠の「グラフィック設定プリセット」が「最高品質」「高品質」「標準品質」の3種であることは変わらない一方,「高品質」と「標準品質」はそれぞれデスクトップPC向けとノートPC向けの2つに分かれ,計5つになったことが分かる。デスクトップPC向けとノートPC向けでは,影の解像度が前者だと2048ピクセルなのに対して後者は1024ピクセルになるなど,後者のほうが総じて負荷の低い,俗にいう「軽い」設定になっているのは面白いRMT

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