対人部分はまだまだ未調整――プレイヤーさんが楽しめない仕様では意味がありません
4Gamer:
アイオン RMT現状ではPvEが中心となっていますが,クラスの組み方などを考えるとPvPについても注目が集まりそうなタイトルだと思うのですが。そのあたりはどうでしょうか。
永谷氏:
現在はまだ実装されていないPvPですが,すでに「PvPが実装されたらこのクラスの組み合わせが最強」ではないかと噂も出ていたりしますし,興味を持っている人も多いようですね。
4Gamer:
海外だとすでに入っているんですよね。
永谷氏:
1on1といったものは実装されています。GvGについても開発が進んでいると聞いています。それをどのように入れるかは,これから考えていきたいと思います。
4Gamer:
海外ではPKサーバーなどもありますが,日本ではそういったものは導入されるのでしょうか。
永谷氏:
日本ではPKに関しては慎重に検討していこうと決めています。今後皆様のご意見をもとにPvPシステムを入れていきたいと思います。
4Gamer:
クローズドβテスト時の課金アイテムサンプルでは,PK関係のものがやけに多くて正直びびっていたのですが(笑)。
永谷氏:
アイテムを落とさなくなるものとかですね。現在のサーバーではPKはありませんから,実装しても意味がないものです。
4Gamer:
AION RMT現状でも同意していればできなくはないのでしょうが,まあメリットがあまりないですからね。「アイテムがドロップします」と言われて,あえてやろうという人はあまりいないと思います。
永谷氏:
PKも,それによってどこまで殺伐としていくのか,コミュニティがどう形成されていくのかというのには興味があります。一度はテストをしたいとは思っているのですが。
4Gamer:
ちなみに,GvGが実装された場合には,アイテムドロップとかはあるんですか?
永谷氏:
それはまだ分かりませんが,日本に導入するときには調整します。お客様が楽しめない仕様では意味がありませんので,開発と相談の上,日本側からの要望として出していきたいと思っています。
4Gamer:
ところで楽しむといえば,ゲームプレイ上,生産って必須だと思ったほうがいいんでしょうか。
永谷氏:
エリートスキルを習うときに生産アイテムが必要になりますので,ゲーム内でどうしても直面する問題にはなっていますが……。
4Gamer:
まあ,買えば済むという話もあるのですが……。
永谷氏:
そういう選択肢もありますので,現在のところでは絶対に必要というわけではありません。生産をもっと充実させていきたいというところでは開発と意見が一致していますので,今後は狩りやクエストに疲れたときに別の楽しみ方ができるコンテンツにしていきたいですね。
4Gamer:
それにしても生産はしんどそうな雰囲気がありますよね。
永谷氏:
どうしても生産は時間をかけさせるようになっていますから。ですので,ちゃんとそれに見合ったものが作れるようにしていきたいと思っていますRMT。