DQ10 RMT版の初回出荷分が売り切れる事態も
4Gamer:
ドラクエ10 RMT 本日はよろしくお願いします。拡張データディスク第5弾「アドゥリンの魔境」の発売前にも,松井さんと谷口さんにインタビューしましたが(関連記事),今回は2人を加えて4人にお話をうかがっていきます。まずは改めて自己紹介からお願いできますか。
松井聡彦氏
松井氏:
分かりました。「ファイナルファンタジーXI(以下,FFXI)」プロデューサーの松井です。前回と繰り返しになりますが,昨年の9月からはFFXIのプロデューサーと新生FFXIVの開発を兼任していました。今年に入ってからは,FFXIのプロデュース業務を主に担当しています。
谷口氏:
主にジョブ関連の調整や新ジョブの設計などを行っている,プランナーの谷口です。FFXIの開発に関わったのは,アルタナの神兵からで,そのときは,モンスターの配置だったり,コンテンツの一部を作成しました。
岩上氏:
2010年の4月にスクウェア・エニックスに入社した岩上です。入社後にFFXIに配属されて,バトルコンテンツの制作やモンスターの挙動を作っています。
伊藤氏:
RMTあれ,そこから始まるんだ?(笑)
一同:(笑)
岩上氏:
えーと,これまでは「ヴォイドウォッチ」や「レギオン」といったコンテンツを担当していました。そして現在は,4月30日に公開予定の新コンテンツ「メナスインスペクター」(以下,メナス)と,今後導入予定の「モンスタープレイング(仮)」を開発しています。
4Gamer:
2010年入社で,いきなりFFXIのコンテンツを任されたわけですか。メナスについては,のちほど教えてください。
伊藤氏:
ディレクターの伊藤です。私は10年くらい前にスクウェア・エニックスに入社しまして……。
4Gamer:
流れに乗っかった(笑)!
伊藤泉貴氏
伊藤氏:
乗ってみました(笑)。2010年に「禁断の地アビセア」の制作が終わった当時,松井がFFXIのディレクターをされていましたが,同年の末にディレクターを引き継ぎました(関連記事)。
4Gamer:
ちょうどFFXIVの運営刷新が発表されて,松井さんが同作のリードバトルプランナーに就かれたときですね(関連記事)。
伊藤氏:
はい。それ以降,これまでFFXIのディレクターをやっています。
4Gamer:
では,拡張ディスク「アドゥリンの魔境」が先月3月27日に発売されましたが,感触はいかがでしょうか。
松井氏:
感触と言いますか,今回は拡張ディスクを出すということが,いかに大変かを思い知りましたねRMT。
4Gamer:
と,言いますと。