FF11 RMTアドゥリンの魔境が発売されるけれど
良い点
・FF11 RMT世界観にとてもよく合っている良質なBGM
・感情移入しやすいミッションやクエストの数々。ただし、アビセア以降はのぞく。
・なんだかんだと10年続いているだけあって、良い悪いはともかくやりこみ要素だけは豊富。
悪い点
・とにかく時間がかかることが多い。人集め・攻略もろもろ
・過疎化が進み、野良で何かしようにもなかなかパーティが組めない。
・ジョブバランスが崩壊しているため、ある一定のジョブしか必要とされなくなっている。
・業者とのイタチごっこもあいかわらず続いており、経済も停滞。競売が死んでいる。
・廃人優遇しすぎて、中間層のプレイヤーだけでなく、新規はほぼお断り状態。
総評
10年プレイしてきましたが、さすがに遊び続けるには苦痛になってきたため現在休止しています。
このゲームのおもしろさ・楽しさをどこを境にして語るか考えると、やはりレベル75キャップを解放して、上限99にした後、アビセア3部作が境目かな、と思います。
丁度この頃、FF14が近々発売されるということで、11から14への移行を視野におそらく11も最後のお祭りにするはずだったんだと思いますが、ご存じの通り14は大コケしてしまったため、推測ですが予想外に11を延命しなくてはならなくなったんだと思われます。
14は失敗に終わったはずですが、社長命令で社運をかけて作り直すことになり、11の開発スタッフも大勢そちらにまわされたせいか、その後の11の開発・運営は以前と違ってものすごくお粗末な体制に変わってしまいました。
FF11 RMTその影響がコンテンツ不足や、廃人優遇のための調整に傾きすぎて、本来一番プレイヤー数の多いはずの中間層や新規プレイヤーを締め出す結果になってしまい、急速に過疎化が進んで、気が付いたらサーバー統合せざるを得ないくらい人口減少に歯止めが利かなくなっていました。
ほとんどのLSは解散に追い込まれ、一緒に遊ぶ仲間がいなくなって引退者続出。ジョブバランスがメチャクチャなまま安易に導入された練りこみ不足なコンテンツ。
過去の良コンテンツのリメイクにも失敗し、追い打ちをかけるように業者の執拗なスパムシャウトが横行し、ひどいときはログがそれしか埋まらないこともあります。
アビセア3部作によってレベリングが崩壊したことで、プレイヤースキルを持たない人が続出し、パワープレイに頼らざるを得なくなったために、戦略的な戦闘ができなくなって単純作業になってしまったことも、つまらないと感じる原因になっているかと思います。
大人の事情を考慮すれば、11は会社としても稼ぎ頭であったため、簡単に終わらせることはできないんだと思います。少なくとも新生14が軌道に乗って、11に取って代わるほどの収益を上げるゲームになるまでは、11のプレイヤーをつなぎとめておかねばならないですから、アドゥリンの魔境などと6年ぶりに新ディスクを発売することになっていますが、発売目前の現在でもジョブバランスは崩れまくっていて、調整が追い付かない状態です。
せっかくの魔境も、このまま発売してもおそらく最初だけ賑わって、すぐ下火になりそうな気がします。久しぶりに復帰しようと考えているプレイヤーもいるかもしれませんが、メイジャンで最強武器を鍛えていないキャラに出番はないかと思われます。
そんな状態でもまた遊ぼうかと思える人だけ、復帰して遊んでみたらいかがでしょうか。
残念ながらおそらく、復帰してもすでについていけなくなっていると思います。
末期なので、思い切って新生14にでも移行したほうが、まだマシかもしれませんRMT。