「FF 11 RMT」規約違反者の一斉対処実施。3400アカウント強制退会処分
FF11 RMTスクウェア・エニックスは4月25日,MMORPG「ファイナルファンタジーXI」で,外部プログラムの使用者など,規約違反者アカウントの一斉対処を実施した。今回は,3400アカウント以上の強制退会処分と,500アカウント以上の一時停止処分を行い,全ワールドで28億ギルの凍結が行われている。詳細な内訳は以下のとおり。
・不正な方法でキャラクターを移動させていた
約600件
・特定のエリアやノートリアスモンスターが出現する地点で,不正な方法により実際には不可能なタイミングでアビリティなどを使用していた
約200件
・不正な方法で自動的に特定の行動を繰り返していた
約2200件
FF11 RMT この規約違反行為に関しては,前回の一斉対処から数度にわたる対処を行っているため,公開している件数は約1ヵ月間における対処数を累積した件数となっています。なお,恒常的な対策として実施しているゲームマスターによる取り締まりなどは本件数には含まれておりません。(公式サイトより)
・以前にRMTへの関与や不正行為により強制退会となった会員による再入会
約900件
前回(3月次)の一斉対処では急激に増加していた対処件数(関連記事)であったが,今月は落ち着いている。3月を例外とすれば,その前の2月次一斉対処と比較して,モンスターハントにおける不正なアビリティの摘発は1900 件から200件に,強制退会者の再処分が1450件から900件にと,軒並み減少していることが確認できる。例外的に増加した特定行動のオートリピート(650件から2200件)に関しては上記の通りなので,前回の仮定である「単純に違反者が増加したということではなく,不正な方法でギルを“生産”する末端のアカウントへの対処に,いよいよ着手」というのは,概ね正しかったと見ていいだろう。
なお今回は,RMTに関してとくに目立った動きがなかったとのことで,その対処件数は公開されていないが,RMTに関与したアカウントへの対処は,今後も引き続き行われていくというRMT。