AION RMT着実に表れつつある「Episode 2.1 黄金時代」の影響
まずは, アイオン RMT現在のゲーム内の状況を整理してみよう。AIONでは,2010年11月30日に行われた大型アップデート「Episode2.1 黄金時代」により,アイテムのドロップ率が大きく上昇している。対象となるのは全アイテムで,ユニークグレードはもちろん,プレイヤーの究極の目標ともいえるヒーローグレードのドロップ率も(ベースのドロップ率が低いので,体感するのは難しいが)上昇している。
ドロップ率上昇の影響が,第三者から見て最も分かりやすい形で反映されているのは,委託販売におけるユニークアイテムの出品数だろう。ワールド/勢力によって微妙に異なるが,とくにレベル40未満の低~中レベル帯のユニークアイテムに関しては,委託販売のウィンドウの1画面が同じ品で埋まっていることも珍しくない。
次に,AIONというMMORPGの特徴として,アイテムをショップに売却する際の価格が,比較的高いことが挙げられる(とくに低グレード品の武具)。ドロップ率が向上したことで,低~中レベル帯の金策は明らかに容易になっているのだ。最近キャラクターを育成している人なら,レベル40以降になると,手持ちのギーナがみるみる増えていることを実感しているのではないだろうか。
現在のAION RMTは,プレイヤーキャラクターの平均レベル帯が次第に高くなってきている。それにつれ,高レベル帯の委託販売などでは競争率が高くなっており,プレイヤーが多額のギーナを手にしやすい現状も相まって,一部の品がインフレの傾向にある。一度に複数個を必要としがちなレアグレードの“魔石”は,その良い例といえるだろう。
一方,ユニークアイテムでもレベル50以降の品になると,なかなか良いお値段が付いてしまったりするのだが,総じてこういった高レベルのユニークは出品数自体がそう多くない。こちらに関しても,現在のインフレは,もう暫くの間は続くのではないだろうか。
ちなみに,本稿の掲載時点では終了間際ではあるが,1月26日から2月22日にかけて,ドロップ率や取得経験値が2倍になる運営イベント「GOLDEN SPRING」が行われている。もちろん,この効果はEpisode 2.1に上乗せされており,現在のAIONプレイヤーは“黄金時代”の名に恥じない,お宝ギーナがざっくざくの日々を過ごしているのだRMT。