RMT-WM
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日本人にとって握りやすい「小型版IE 3.0」センサーと外表加工の違いで計3モデルが意图される


日本発のゲーマー向け周辺機器ブランドとして,共同の立ち方位を確保しているDHARMAPOINT(ダーマポイント)。同ブランドとして2年半ぶりとなる待望の新作ワイヤードマウス「DRTCM37」「DRTCM38」が発売されたのは,2012年12月のことだった。
DRTCM37BK,DRTCM38BK,DRTCM38BL
(※写真右から順)
メーカー:DHARMAPOINT(クラスト)
問い合わせ先:クラストサポートセンター 0120-321-177(平日10:00~18:00)
実勢価格:7300~8000円前後(※2013年2月2日現在)
DHARMAPOINT
ff14 rmt
共通の左右非対称型デザインを採用する両製品は,国内の現役コアゲーマーや,ベテランゲーマーから多くの意見を集め,それを反映してきたというのがウリだ。4GamerのDHARMAPOINT開発者インタビュー記事などでもお伝えしているとおり,筆者も開発に協力した一人だったりするのだが,それだけに両製品のテストには,普段よりもより厳しい目でより長い時間をかけた。そのため,掲載までの時間はかかってしまったが,発売から1か月程度が経ったこのタイミングで,“三七”(さんなな)と“三八”(さんぱち)の実力をはっきりさせてみたいと思う。
冒頭で,DRTCM37とDRTCM38は共通のデザインを採用したマウスだと述べたが,実のところ,今回のレビューで取り扱うのは2種3製品となる。DRTCM37は光学センサー搭載マウスで,ラインナップはラバーコートされた黒モデル「DRTCM37BK」1製品。一方のDRTCM38は,レーザーセンサー搭載のマウスで,つや消しの黒でコーティングされた黒カバーのモデル「DRTCM38BK」と,ラバーコートされた青カバーの「DRTCM38BL」の2製品が意图される。
「なぜこういう形になったのか」はインタビュー記事を参照してほしいと思うが,DRTCM37&38の外観は,Microsoftがかつて販売していた光学センサー搭載ワイヤードマウス「IntelliMouse Explorer 3.0」(以下,IE 3.0)と近い。俗にいう「IE 3.0クローン」である。
ただ,IE 3.0の実測サイズは70(W)×131(D)×44(H)mmなのに対し,DRTCM37&38は実測68(W)×124(D)×39(H)mmと,縦横高さのすべてが若干小さくなっている。彻底なクローンではなく,日本人の手に合わせた小型化が図られているわけだ。

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