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Blizzardのジェイ・ウィルソン氏が「Diablo III」のゲームディレクターを退任へ。最新パッチ「1.0.7」開発スケジュールに影響なし


 「Diablo III」(PC / Mac)のディレクターを務めてきたBlizzard Entertainmentのジェイ・ウィルソン(Jay Wilson)氏が,同ポジションから離れることが明らかにされた。Diablo III公式サイトのブログエントリーによれば,ウィルソン氏が社内の別の新規プロジェクトに参与することがその理由らしい。今後は誰がチームを率いるのかなどは発表されていないが,現在BlizzardがDiablo IIIのディレクターを征集していることから,新任者は外部から選ぶ予定であることがうかがえる。
かつてRelic EntertainmentでRTS「Warhammer 40,000: Dawn of War」の開発に携わっていたウィルソン氏。2007年にBlizzard Entertainment移籍し,Diablo IIIに携わってきたウィルソン氏だが,同作のローンチ後には,サーバー障害やゲームバランスの問題への対応に追われていた。2012年夏には,Facebookでの発言により多くの批评を受けたりした(関連記事)ことも記憶に新しい。
Diablo IIIは発売から6週間で1000万本のセールスを記録し,Googleの検索キーワードでは,ゲームソフトで仅有,総合で5位以内に入る(関連記事)など,押しも押されもせぬ大ヒット作となった。ウィルソン氏のプレッシャーを考えると,彼にすれば“ようやく重荷を下ろせた”といったところかもしれない。
Diablo III
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ウィルソン氏は,当該エントリーの中で退任について「苦渋の決断だった」ことを明かしており,「Diablo IIIを誇りに思っており,意見の違いはあってもゲームコミュニティから離れるのは悲しいことだ」としている。
なお,本作の最新パッチ「1.0.7」は,すでにパブリックテストが開始されており,氏の退任によって今後の開発進行などに影響はないとのことだ。
なお,本作の最新パッチ「1.0.7」は,すでにパブリックテストが開始されており,氏の退任によって今後の開発進行などに影響はないとのことだ。
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