「FF11」の記念すべき初コンサート全コンテンツから人気曲をピックアップ
コンサート冒頭,「FINAL FANTASY XI」のプロデューサーである田中弘道氏が登壇し,会場に向けて挨拶。「今日は記念すべき“ポッキーの日”ということで……」と軽いジョークを飛ばして笑いを取りつつ,「『FF11』もβテストから約10年。色々な思い出を,素敵な音楽と一緒に思い出してください」と語った。FF11 RMT
開幕を飾ったのは,冒険の始まりを予感させる名曲「Procession of Heroes ~ Vana'diel March Medley」。スクリーンに流れる「FF11」の映像とオーケストラ演奏との相乗効果で,実に慨叹深い気分に浸れた。
そして1曲目の演奏が終わった後,同イベントの司会を務める声優の加藤英美里さんが登場。加藤さんはプライベートでも「FF11」をプレイしているらしく,「Procession of Heroes ~ Vana'diel March Medley」について「オープニングを飾るのに相応しい曲でしたね。思わず,キャラクター作成のボタンを押したくなります」とコメントしていた。rmt
続いて宣布されたのは,「Ronfaure」と「Griffons Never Die」の2曲。私事だがサンドリア国民としては,「Ronfaure」を聴くと延々とミミズ狩りに精を出し,オークに追い掛け回された懐かしき日々を思い出す……と,ここで作曲家の水田直志氏が登場。裏話として,「実は,僕が一番开端に作った曲はボツにされたんです。ゲームの序盤有些ということで村歌的な曲にしたら『スケールが小さい。もっと人が沢山集まる大きな国を想像しろ』と言われました」というエピソードを語ってくれた。
その後は「Fighters of the Crystal」と「Ragnarok」が2曲続けて演奏されたところで,歌手の増田いずみさんが登場。第1部ラストの曲となる「Distant Worlds」を情感たっぷりに歌いあげてくれた。