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レッドストーン RMT通貨の購入、人気MMORPGをオリジナルストーリーで描いた「RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~」インプレッション


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ゲームオンは2011年5月26日,ニンテンドーDS用ソフト「RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~」を発売した。本作は,ゲームオンがサービス中のMMORPG「RED STONE」を,ニンテンドーDSに向けにアレンジしたもの。もとがオンラインゲームではあるが,ほかのプレイヤーとの協力プレイは盛り込まれていない,ソロプレイ用のRPGとなっている。

オンラインゲームをコンシューマゲームに落とし込んだ例は少なく,どんなゲームになっているのか,とくにPC版のプレイヤーは興味津々だろう。本稿では,ゲームの概要を実際にプレイしたインプレッションとともにお伝えしていこう。

描かれるのはPC版「RED STONE」の過去。ザッピングシステムで時代を越えた物語が楽しめる

本作の舞台となるのは,PC版と同じフランデル大陸だ。だが,時代設定が少々異なっており,「現在編」と「過去編」の二つのストーリーが用意されている。
現在編はPC版の数年前が舞台となっていて,レッドストーンを探し求める8人の冒険者の姿が描かれる。この8人の冒険者達は,PC版のメインクエストに 登場するNPCで,物語を進めていくうちに,それぞれの生い立ちなどが明らかになっていく。RED STONEプレイヤーにとっては興味深い展開といえるだろう。
一方の過去編は,現在編の数十年前が舞台だ。プレイヤーキャラクターの一人であるルージュとその仲間が,ルージュが母親から受け継いだレッドストーンの力に翻弄される物語が描かれる。
「現在編」は,左からアンジー(ネクロマンサー/悪魔),ヴォルフラム(ウィザード/ウルフマン),フローレンス(プリンセス/リトルウィッチ) ,カルス(剣士/戦士) のチームと,エリアン(ランサー/アーチャー), ラビア(ビーストテイマー/サマナー) ,ファーブ(シーフ/武道家) ,ゲール(ビショップ/追放天使)のチームを操作できる。RED STONEのメインクエストでお馴染みの8人だ
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~ RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
左からロード(シーフ/武道家),ディーン (ランサー/アーチャー),エリュト(ウィザード/ウルフマン),ヴェルメリア(プリンセス/リトルウィッチ)のチームと,ドーレ(ネクロマンサー/悪魔),ルージュ(ビーストテイマー/サマナー) ,ラル(剣士/戦士) ,スカレ(ビショップ/追放天使)のチームが「過去編」のメンバー。彼らは運命にどう立ち向かうのだろうか
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~ RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
本作のメインストーリーは章立てになっていて,その内部に短いエピソードが内包されている。プレイを進めるごとに遊べるエピソードが増え,それらをクリアすることで次の章に進めるという仕組みだ。
なお,「現在編」と「過去編」は,時系列で分けられておらず,それぞれのストーリーが章の中に散りばめられている。そしてプレイヤーは,二つの時代に登場する16人のキャラクター達を操作し,時代の壁を越えながら物語を進めていく。
本作の目玉といえるのが「ザッピングシステム」で,「現在編」でストーリーが進まなくなった場合,「過去編」のストーリーで何かを行なうことで「現在編」のストーリーが進められるようになる。
ただし,任意のタイミングでザッピングできない点は注意しておきたい。あらかじめ決められたタイミングで過去と現在,現在と過去と行き来することになる。
また本作は,イベントシーンでの選択によってストーリーが大きく変化し,最終的にはエンディングも変わる,マルチエンディング仕様となっている。選んだ選択肢によっては出現しないストーリーもあるので,決断はかなり重要だ。
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
鍵のアイコンは未展開の話を開放するための条件,手紙のアイコンにはその話を進めるための情報が隠されている
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
ストーリーに行き詰まると,自動でザッピング画面に移る。初心者には迷わずプレイできて便利

基本的なシステムはPC版を踏襲。シンプルで遊びやすいが……

キャラクターの育成方法やバトルシステムなどは,PC版を踏襲しながら,DSでプレイすることを前提に改変されている。タッチペン,または十字キーと ABXYボタンを組み合わせることでキャラクターを操作できるが,タッチペンでの操作はあまり快適とはいえない。ボタン操作で遊ぶことをお勧めする。
キャラクターの育成方法はPC版とほぼ同じだ。戦闘を重ねてレベルアップすると,各職業に応じた固有値分のパラメータがアップし,同時に入手したステー タスポイントを各能力に割り振れる。また,戦闘で得たスキルポイントを使って,好きなスキルを習得することも可能だ。RED STONEの特徴である「変身」もあり,フィールドにいるときはボタン一つでいつでも変身できる。
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
レベルを上げただけではそれほど強くはなれない。ちゃんとステータスポイントを振ってキャラクターを強化しよう
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
「変身」することを踏まえて両クラスのスキルを満遍なく習得するか,一方のスキルを集中的に習得するか。そういった選択は,キャラクターを育成するときの醍醐味だ
育成を担うのがキャンプ画面で,そこでステータスやスキルの割り振りや確認,パーティや装備の変更,セーブなどが行なえる。
アイテムやスキルは,それぞれショートカット(スキル2,アイテム1)に登録できる。これを忘れていると,フィールド上でスキルを使えないので気をつけたい。
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
お金やアイテムは「現在編」「過去編」共通。「現在編」で使いすぎると,「過去編」で困る,なんてことも。ご利用は計画的に
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
ショートカットにはそれぞれボタンが対応しており,そのボタンを押せばスキルを使用できる。ショートカットをタッチすれば同様にスキルを使用できるが,ボタンを使ったほうが圧倒的に楽で,確実に戦える
キャンプ画面で忘れずにやっておきたいのが,パーティ編成だ。本作ではメインキャラクターをプレイヤーが,サブキャラクターをAIがそれぞれ動かす。メインキャラクターはフィールド上で「変身」できるが,サブキャラクターは事前に「変身」したうえでパーティに登録しないと反映されないのだ。
実際にプレイしてみた感じでいえば,メインキャラクターはタンク,サブキャラクターは遠距離アタッカーというのが遊びやすい構成だった。もちろん逆でもいいだろうし,直接攻撃系が2人でも遠距離アタッカーが2人という構成でもかまわないだろう。パーティ編成はかなり融通が利くので,自分のプレイスタイルに合わせて調整しよう。ただし, 戦闘に参加していないキャラクターには経験値が半分ほどしか入らない点には気をつけたい。
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
キャラクターにカーソルを合わせてXボタンを押すと,そのキャラクターの職業をチェンジできる。上画面を見て確認し,パーティの構成を考えよう。またステータス画面で,サブキャラクターの行動を司る「作戦」を確認/変更しておくのを忘れないように
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
回復魔法を見込んでサブキャラクターにゲール/スカレを組み込むのもアリ。でも,回復量が少ないので恩恵は少なめかも
フィールド画面では,上画面にパーティのHPとエリア全体マップ,下画面に各種アイコン,操作するキャラクターのHPとCPが表示される。基本的なレイアウトはPC版と同じで,下画面を見ながらプレイすることになるのだが,アイコンなどで圧迫されてちょっとせせこましい。
とくにアイテムの使用が非常に面倒なのが致命的といえる。「アイテムショートカットの表示,対応するアイテムアイコンをタッチ/ボタンを押す,対象者を選択,決定して使用」という過程を経ないとアイテムを使えないのだ。実際にプレイしていても,アイテムの使用に手間がかかるため戦闘に専念できない場面が多かった。変身やスキル使用,スキルショートカットの切り替えはボタン一つでできるので,もう少し煮詰めてほしかったところだ。
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
モンスターに近づいて影が赤くなったら攻撃できる。攻撃可能になるまでの距離は,装備する武器によって異なる。強力な攻撃ほど消費CPが多いので,画面下のCPを確認しながら使おう
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
HPが減ったら座って回復。この辺がなんともMMORPGらしい。しかし,アイテムなどでとっとと回復させたいと考えてしまうのは,DSで遊んでいるからだろうか?
ショップは,消耗品,武器,防具などをまとめてで購入できるので使いやすいのだが,意外な落とし穴がある。本作では武器や防具を装備するのにある程度レベルが必要なのだが,購入する際にそれを確認する手段がないのだ。キャラクターのレベルを確認できるのは,キャンプ画面だけなので少々煩わしい。
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
PC版ではテレポーターというアイテムが必要だったが,本作では一度訪れたことのある街には無料で移動できる
RED STONE DS~赤き意志に導かれし者たち~
酒場ではパーティを編成できるほか,アイテムを預けたり引き出したりできる
また,マップの切り替えやキャンプ画面からの復帰など,ところどころでロードが入るのも微妙なマイナス点といえる。数秒といったところなのだが,遊んでいると意外に長く感じる人もいるかもしれない。



初心者よりもファン向けではあるが,古き良き時代の味を残すRPG

正直,本作のシステムやグラフィックスに革新的ななにかがあるわけではない。だが,RED STONEのメインクエストに登場するNPCのエピソードが楽しめるため,PC版を楽しんでいる人にはグっとくる展開が多いのも事実。もちろん,PC版を未プレイの人がまったく楽しめないというストーリーではないのでご安心を。
また,好みが分かれるとは思うが,ストーリーの選択によってあっさりとゲームオーバーになってしまうところにはゲームブック的な雰囲気があり,筆者は気に入った。最近はあまり見かけない,ちょっと変わったRPGを試してみたい,なんて人はぜひチャレンジしてほしい。
選択の結果,温泉を掘り当ててみんな幸せになりました,というエンディングを突然迎えた。なんとなく理不尽さを感じなくもないが,これが本作の味かもしれない
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