FF11 シャドウ族(フォモル)
モンスター
シャドウ族(フォモル)(しゃどうぞく(ふぉもる)/Fomor)
モンスターの一種。いわゆるフォモルの正式名称で、アンデッド類に属する。
「プロマシアの呪縛」におけるフォモル 編
プロマシアの呪縛で初登場したフォモルは、公式には「タブナジア侯国兵士の怨霊」とされる。公式設定上は、シャドウ族と同族であるが、性質的には様々な違いも存在する。このためフォモルはオリジナルエリアにおけるシャドウ族とは、区分して扱われることがほとんどである。
ただしこの区別は樹人族と樹人族(若木)における違いと同様、「同じ種族の中にかなり趣きの異なる2つのタイプがある」に過ぎない。現在では、その他の種族でも、新エリアでは性能に違いがある例は、枚挙にいとまがないことが知られている。
「アトルガンの秘宝」におけるフォモル 編
アトルガンエリアに出現するフォモルは「Fomor ***(ジョブ名)」、「Fallen Imperial ****」および「Ephramadian Shade」がいる。Fallen Imperial~がアトルガン皇国兵士の怨霊、Ephramadian Shadeが亡国イフラマド王国兵士の怨霊であると思われるが、一番目は不明である。
また、Fallen Imperial~は「シャドウ族(ザ?フォールン)」と呼ばれることがままある。これはエンターブレイン発行の「ヴァナディール通信?アサルトだよ全員集合(アトルガン攻略号)」に措いて、アラパゴ暗礁域のモンスターデータ内で「シャドウ族(ザ?フォールン)」と記載されているためである。ただし特徴や挙動に相違点はない。
フォモルのジョブ 編
* 15ジョブのフォモルが存在する
オリジナルエリアにおけるシャドウ族は戦士、シーフ、狩人、黒魔道士の4ジョブしか確認されていない。一方のフォモルは現在のところ白魔道士、からくり士、青魔道士及びアルタナジョブを除く15ジョブの存在が確認されている。
* 5つの種族が存在する
タブナジア侯国は没する前はジュノと比肩するほどの多民族国家であったと伝えられており、この説を有力視するに足る説得力をもつ。さらに、サンドリア王国のクエスト、「囚われの魂たち」でもこのことを裏付ける事実を知ることができる。これに対しシャドウ族はエルヴァーンのみ。
* 「パーティ」の概念が存在する
シャドウ族はそのほとんどがアクティブ?リンクの性質を持ち、そのリンク判定は周囲のシャドウ族全てに及ぶが、フォモルのリンク習性はこれと異なる。フォモルにはソロタイプとパーティタイプがあり、ソロタイプの場合は周囲にいくら別パーティのフォモルがいても全くリンクしない。しかし、パーティタイプのフォモルのうち1匹でも敵対反応を受けると、パーティ全員が敵対反応を受けたPCに攻撃を開始する。ペット釣りも無意味である。なお一定以上距離が開くと襲ってこない模様。
o 以下の手順により一応1匹だけを抜くことが可能。
1. 敵PTのA,B,Cがいる状態で、Aに「たたかえ」
2. B.Cがペットを殴り始めたら、獣本体または味方が挑発等でAだけのヘイトを稼いで遠くに引き離す
3. AをB,Cのリンク範囲外まで引っ張った後「かえれ」をすれば、B,Cのリンクが切れる
* 特殊技がやたら多彩
シャドウ族の特殊技は「次元殺」のみであった。これだけでも充分に脅威だが、フォモルはこれと肩を並べるほどの凶悪な特殊技を一体につき5つ~6つも所有している。しかも使用する武器によって異なる特殊技が存在するため、特殊技の延べ合計は8種にも及ぶ。なお特殊技についての詳細は後述