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「アラド戦記」の日本No.1 PvPプレイヤー決定


2011年12月4日,ネクソンは,オンラインアクションRPG「アラド戦記」のオフラインイベント「日本決闘大会」を,東京都内で開催した。この大会は,アラド戦記の「決闘場」モードを使ってプレイヤー個人のPvPの腕を競う内容で,会場では事前に行われた予選を勝ち抜いた10名の選手がトーナメント形式で戦った。

 この大会では,オンラインFPSプレイヤーとして知られるYukishiroさんが実況を,アラド戦記2009年日本大会出場経験者のあー君選手が解説を務めた。また,スペシャルゲストとして高橋名人が招かれ,ゲームにまつわるさまざまなトークを披露した。
 大会のルールと,出場選手は以下のとおり。なお,出場予定だった10名の選手のうち,1名が都合により欠席したため,あー君選手が急遽代理として参戦することとなった。

 

●ルール
・試合は,決勝戦をのぞき1本勝負。決勝戦のみ3本勝負で2本先取した側の勝利。
・無色キューブのかけらと霊魂の結晶以外の消耗品は使用不可。
・覚醒のアクティブスキル使用不可。
・召喚および無敵効果を持つ装備,エピックアイテムは使用不可。
・ゲームパッド使用可能(連射機能は使用不可)。
・アバターは上級(プレミアムアバター含む)/一般アバターのみ使用可能。
・スイッチングシステムの使用不可。
・出場キャラクターの変更不可。
・クリーチャー,異名,称号の装備は使用不可。

●出場選手(使用キャラクターの職種)
・野菜選手(トルネード)
・幼女なばり選手(トリックスター)
・葉ぐり選手(剣聖)
・PhulMoon選手(ブラッディア)
・スゴうす選手(竜闘士)
・はんにゃばる選手(竜闘士)
・pa-in選手(アークメイジ)
・賢人ハクド選手(マイスター)
・長葱様選手(デスペラード)
・あー君選手(剣聖)


第1回戦,第2回戦を勝ち抜いて準決勝に進出したのは,長葱様選手,pa-in選手,はんにゃばる選手,賢人ハクド選手の4名だ。
 準決勝1戦目は長葱様選手のデスぺラードがいかに接近して攻められるか,逆にpa-in選手のアークメイジが上手に逃げるかが勝負の分かれ目となる。試合がスタートすると,長葱様選手が間合いを詰められずに攻めあぐねてしまい,pa-in選手が逃げながら的確に範囲攻撃スキルを放っていくという,一方的な展開となった。


 準決勝第2試合では,序盤からはんにゃばる選手の竜闘士が賢人ハクド選手のマイスターを画面端に追い詰め,スキルによるダウンからの起き攻めコンボを連続で決めた。大ダメージを負った賢人ハクド選手が反撃を試みるも,勝負を覆すことはできず,はんにゃばる選手の勝利となった。


 

3位決定戦では,長葱様選手が逃げに回ることを意識してか,賢人ハクド選手がハンドキャノンを多用。接近するチャンスは少なかったものの,長葱様選手を掴んだときに大ダメージを与えていた。
 一方の長葱様選手も積極的に前方に出てチャンスを作る戦術を取り,試合は一進一退に。最後に接戦を制した賢人ハクド選手が,見事3位を勝ち取った。


決勝戦は,立ち回りの良さを武器に勝ち上がってきたpa-in選手と,ダウンを取って起き攻めを狙うコンボを駆使するはんにゃばる選手の頂上対決となった。
 1本目は,得意のコンボを次々に決めるはんにゃばる選手が有利かと思いきや,後半ではpa-in選手の反撃もうまく決まり,接戦となる。結果,はんにゃばる選手が1勝を挙げた。
 2本目は,pa-in選手が立ち回りの良さを生かした攻撃で勝利。続く3本目では,序盤こそpa-in選手が優勢だったが,はんにゃばる選手が画面端をうまく使い,起き攻めコンボを駆使して逆転し,見事に優勝を決めた。


会場では,表彰式のあとに,高橋名人が所感を述べて大会を締めくくった。本記事では,その高橋名人の言葉を掲載してまとめとしよう。

「私がゲーム大会をやっていた1985年頃は,1会場ごとに近辺のエリアの方が集まるというもので,そのエリアの方だけしか大会を見ることができませんでした。しかしオンラインゲームでは,今日のような大会を,全国の方がネットを通じて同じ時間に見て楽しむことができます。これは本当に素晴らしいことです。技術の進歩っていいですね。ぜひ,今後も開催してください」(高橋名人)RMT

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