天族と龍族の和平
戦争がなぜ始まったのかを考えてみろ。戦争の目的は龍族の滅亡ではなく、AIONを守ることだった。これから先同じ様に千年戦いを繰り返し、全てのディーウァと全ての人間が死んでこそはじめて満足をするのか?
神イズラフェルの最後の言葉は、神シェルの心を働かした。12柱神の筆頭であった2人の塔の守護者が平和を決定すると、他の柱神は従わざるをえなかった。
人間達ははたして龍族との和平が可能なのか疑いつつも、長きにわたって繰り広げられた戦争がやっと終わり、平和がおとずれるかもしれない希望に、少しずつ心を動かされていた。