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1票の格差、「先行是正を」FNO RMTと民・自=他党は抜本改革求め反発


 与野党は21日午前、衆院小選挙区の「1票の格差」是正のための協議会の2回目の会合を国会内で開き、各党が具体的な見直し案を提示した。民主、自民両党は、現行の小選挙区比例代表並立制を維持した上で、各都道府県に1議席ずつ優先配分する「1人別枠方式」を今国会で廃止し、FNO RMT制度変更や定数是正を伴う改革は今後の課題とする「2段階論」を主張。現行制度の抜本改革を求める他党は反発した。

 協議会で民主党は「5増9減」と「6増6減」の2案を、自民党が「0増5減」を提案。両党は、格差が2倍を超える「違憲状態」(最高裁)を早期に解消するため、今国会に衆院選挙区画定審議会(区割り審)設置法改正案を提出し、成立を目指すべきだと訴えた。

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