RO RMT緊縮財政に動かざるを得ないからだ
スペインの失業率は21%、若者に限れば45%にのぼる。(マドリード=稲田信司)。 金融の街ロンドン、世界経済の中心ニューヨーク。いっせいのデモは、スペインが発火点だった。会場と米国をインターネット電話で結び、韓国の実行委員からもメッセージが
ウキョウ(東京を占拠せよ)」などのスローガン以外は、主張も考えも多種多様な人々が、組織的な動員なしに集まった。重ねた債務(借金)の多さが金融市場で問題視され、緊縮財政に動かざるを得ないからだ。 半世紀以上にわたり、住民約2千人の半数を支えてきた会社だが、不況で需要が激減した。
関連記事〈ロイター〉スペイン、財政健全化に向けしっかり取り組んでいる=欧州委(10/15)スペイン国債格下げ S&P、失業率や金融不安など懸念(10/14)日本の大手金融機関、欧州5カ国の国債保有1兆円規模(10/14)S&P、スペイン10行格下げ フィッチは6行(10/12)オバマ氏、欧州に迅速対応促す 「米経済に現実的影響」(10/7)。
「ただし、どこに行っても、手取りで約1200ユーロ(約13万円)ある月給は維持できそうにない。地元サッカーチームの名前でもある。夫婦で30年以上も工員として働いてきたヘスース・エルビーラ町長(54)は言う。 行き詰まる世界経済、救われない暮らし。 「ノルマは町の誇りだ
まず「有期契約」だった地元の若者ら約130人が雇い止めになった。こんな言葉が世界中で掲げられた。日本国内の問題が、世界につながっているということをアピールした。そして、東京。会社はさらに6月、残る正社員570人の半減か、150人の解雇と賃下げの組み合わせを提案し、労組とぶつかっている。RO RMTスペイン北部、マツに恵まれた木材加工の町サンレオナルドで、ドアメーカー「ノルマ」が存亡の縁にある。
◇。 祖母、父と3代にわたって働いてきたトマス・ガルシアさん(45)は「我が家にとって今回の危機は、1970年代の石油ショック以上の衝撃だ。 失業への不安を抱え、貧富の差の広がりに怒る人々が15日、世界各地でデモをした。クビを切られたら教育費と住宅ローンを払うため町を出る」と話す。絶対につぶすわけにはいかない」。だが、政府に景気対策を打つ余地は乏しい。日本でも15日昼、東京・六本木など、都内の複数の場所で100人規模のデモや集会があった。主要20カ国・地域の財務相らはパリに集って経済危機の封じ込めに動くが、「救われるのは大企業や金融機関ばかり」との思いがネットでつながり、街頭を埋めた。1%の金持ちでない「われわれ99%」のための社会を。政党や労組に属さない20～30代の若者がフェイスブックやツイッターで仲間を広げた
0は参加なら