して私たちを支持してくれたことを米国民は決して忘れない
9・11後の数週間、国際社会は一丸となって行動した。 9・11で米国を攻撃したテロリストたちは、米国と世界の分断を望んだが、失敗した。私たちは今週、中東、欧州、アフリカ、アジアで、アル・カーイダの犠牲になった全ての人々と、その家族や同胞が見せた勇気と立ち上がる力のことを思い起こす。 私たちは協力してアル・カーイダの策略を阻止し、ウサマ・ビンラーディンを排除し、この組織を敗北の道へ追い込んだ。しかし、その後は困難に直面し、9・11直後に私たちが肌で感じた全世界的な協力の精神は、ほころびを見せた。世界各地の人々が連帯して私たちを支持してくれたことを米国民は決して忘れない。 私は大統領として、私たちが直面するさまざまな地球規模の課題に対処するうえで必要な国際的連携の再構築に取り組んできた。イラクから米軍を完全撤退させ、アフガニスタンでは(治安維持)権限を(アフガン国民に)移譲するが、国民に安全と機会をもたらす両国の取り組みをこれからも支援する。
一方、中東と北アフリカでは、正義と尊厳に通じる最も確かな道が、非暴力という道義的な力であることを人々が証明している。この厳粛な日に、私たちは犠牲者の家族や同胞と共に、彼らを追悼する。 10年前、世界中が一つになったことを私たちは感謝の念と共に思い起こす。あの日から10年となる今日、私たちは友人や仲間と心を一つにし、この戦いで亡くなった全ての人々のことを思う。これこそを亡くなった人々の遺産とせねばならない。アラブ世界やその他の地域でも、私たちは全人類の尊厳と普遍的権利を擁護する。 あの日亡くなった3000人近くの罪のない人々には、90以上の国から来た多くの外国人が含まれていた。広範な連合の一環として、我々はアフガニスタンの訓練キャンプからアル・カーイダを放逐し、原理主義勢力タリバンの政権を打倒し、そしてアフガン国民には恐怖を抱かずに生きる機会を提供した。新たな関与の時代を通じ、私たちは各国やその国民との間で、相互の利益と互いを尊重し合う精神に基づく協力関係を築いてきた。(2011年9月11日11時20分 デイリー新聞)。ラテール RMT 私は、米国がイスラムと戦争をしているのではないこと、今後も決してしないことを明確にしてきた。私たちは彼らを追悼し、全ての人々が尊厳を持ち、自由かつ平和に生きる世界の実現に必要な協調と相互尊重の精神を再確認する
この日に際し、私たちは、9・11が米国だけでなく、世界と私たちが共有する人間性と希望への攻撃であったことを思い起こす。 2001年9月11日の米同時テロから10年。米国は国内で経済の問題に直面しているが、世界で比類のない指導的役割を今後も果たしていく。暴力的な過激主義者は取り残され、破壊ではなく建設を望む者に未来が訪れることは明白だ
平和と繁栄の未来を求める国や人々には米国というパートナーがいる。米国は移民国家として、あらゆる国の人々、あらゆる文化的背景を持つ人々を歓迎する。 同時に、私たちは国内では我々の価値観の実践に改めて取り組んできた。彼らは最も新しい米国民であり、10年前に亡くなった罪のない全ての人と同じく、我々が皆、人種や民族性、経歴、信条の違いとは関係なく、現在と未来の世代のために世界をより良い場所にできるという共通の希望で結びついていることを思い出させてくれる