メイプルストーリー ゲームシステム(三)
マップ
ゲーム画面は大小数百にも及ぶマップに分かれています。メイプルストーリーのマップ内には高低差のある(場合によっては浮いている)足場、それらをつなぐロープやはしご、ダメージを受けるトラップなどが配置されています。ジャンプで上や横に飛び移ったり、ロープやはしご、マップによってはワープポイントによってマップ内を移動します。
街タイプのマップには、基本的にmobは発生せず、多数のノンプレーヤーキャラクター(NPC)が存在します。マップ内のほとんどのNPCは何らかのクエストと関連しているか、アイテムを販売したり髪型等を変えたり(アバター)といった機能を提供しています。街は1個から4個程度のマップといくつかの家で構成され、その周囲に数個から数十個程度の戦闘移動用マップが存在します。
基本的にマップの風景やmobの種類は、メイプルストーリーにおいてそのマップが属する街ごとに特色が付けられている(街から遠く離れた場所では街の周囲とは異なる背景やmobが設定されていることもあります)。また、街の周囲のマップで幽霊になった場合は、そのマップが属する街へと強制送還されます。しかし、ネットカフェでプレイしている場合はこの類に入らず、同じマップでの復活が可能となります。
マップ内には通常、いくつかの出入口(ポータル)があります。PCは、このポータルを通って次々とマップを移動し目的地へと向かいます。画面の方向には、対応する方角が設定されており、地図と同様に上下が北南方向、左右が西東方向に対応しています。たとえば、同じマップの左側に上下二つのポータルがある場合、上は北西方向、下は南西方面へ向かいます(単純に高さを示している場合もあります)。また、ポータルの中には、見えないポータル(隠しポータル)があり、近づくと見えるものもあります。
NPCのなかには、帰還の書を販売しているものもあり、使用するとそのNPCが属する町に瞬間移動することができます。だが、メイプルストーリーにおいて大陸から別の大陸に移動する際、PCは船を使っての移動が主になります。なぜなら、帰還の書は大陸を越えての移動は不可能である仕様であるためだ(ただし、ジパングへ移動するための牛乳系はこの限りではない。空路の詳細については後述します)。
以上です、よろしくお願いいたします。