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映像だけでなく,操作性や音楽にも注目。「FF14の第2回αテスト」(三)


映像だけでなく,操作性や音楽にも注目。「FF14の第2回αテスト」(三)
最後にテストプレイに関する話題を二つほどお届けしよう
αテストの成果を早くも実感
今後は週3回のスケジュールで実施予定

 今回のαテストを行なう際は,FF14の第1回αテストのクライアントを一度アンインストールして,修正済みのプログラムを丸ごとダウンロードし直している。これが大きな理由だと思われるが,前回のαテスト時と比べて,ゲーム内の描画速度が明らかに速くなっていたように感じられた。プレイできた時間が短く,fps値などの詳細までは確認できなかったものの,多くのテスター達が“軽くなった”と実感しているのではないだろうか。

 正直なところ第1回の時点では,これがαテストということを差し引いても,ちょっと不安になるくらいの重さであった。内心,PlayStation 3本体の購入も検討し始めていたのだが,とりあえず,最適化の作業は着実に進んでいるようなので,PCゲーマーも安心してほしい。

 もう一つは,通常戦闘時におけるBGMである。FF14の楽曲は植松伸夫氏が手がけており,(現時点で聞ける曲数は少ないものの)全体的にはFFシリーズ“らしい”曲が揃っている印象だ。
 そんな中,FF14の戦闘時のBGMだけは一際異彩を放っており,なんとエレキギターのソロが延々と続くインストゥルメンタル曲となっている。
 植松氏は近年だと,例えば「ブルードラゴン」(Xbo 360)の挿入歌で,ヴォーカルにIan Gillan(元Deep Purple等)を起用している。そういった氏の幅広い活動を知っている人なら,今回のギターチューンにもきっと納得するだろう。ただ,「植松氏=FFシリーズ」というイメージが強い人にとっては,わりと衝撃的かもしれない。この曲に関して,テスターサイトでどういったフィードバックが集まるのか。FFシリーズと,1980~90年代のハードロックをこよなく愛する筆者としては,興味深く見守っていきたいところである。

 FF14の第2回のαテストにおけるテスター達の反応を見ていると,やはりログインできなかった人の割合が高く,各種ゲームコンテンツの詳細をチェックできるのは,少し先の話になりそうな雰囲気だ。とはいえ,スクウェア?エニックスは,意図的にログイン人数やコンテンツに制限を掛けているので,それは想定内の話なのかもしれない。
 しかし,FF14テスト項目の中には「バトル全般,基本的な操作,ユーザーインタフェース」も含まれており,その辺りのフィードバック獲得が順調に進んでいるのか,ちょっと心配でもある。
 個人的には,普段目にすることがないαテストを通じて,オンラインゲームの開発がどれだけ大変なのか,(ほんの少しではあるが)実感できた気がする。これからも引き続き,テスターとしての役割を務めていこうと思った次第だ。
 とりあえず今日の紹介の内容ここまで、また何か新しい情報を手に入れたらここでFF14の皆さんに分かち合うよ!

 

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