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FF14 RMTやはり凍結対策が焦点? RWC2007日本代表ギルド決定戦 練習用サーバーで練習中のギルドにインタビュー


  「Ragnarok World Championship 2007」(以下,RWC2007)の日本特設ワールドであり,練習場を兼ねた「RWC2007」特設サーバーが,6月8日の3:00PMよりオープンした。

  FF14 RMTプレイヤーは6月8日から15日までの準備期間中に,日本代表ギルド決定戦に出場するためのキャラクターセッティングを行う。日本代表ギルド決定戦の第1 回戦が行われるのは6月16日で,サーバー開設から1週間である。全員が揃って練習できるタイミングも限られるなか,どれだけ効率よく時間を使えるかも,勝敗に影響するだろう。

  今回4Gamerでは特設サーバーにログインして,練習風景を見学し,許可をもらったギルドマスターに話を聞いてみた。日本代表を目指すに当たっての抱負や,RWC本戦に向けた意気込みなどをお伝えしていきたい。

  3:00PMの特設サーバーオープン直後におけるログイン人数は30人ほど。平日の昼間であることを考えれば,意外に多いというのが偽らざる感想だ。

  話を聞いてみると予想どおり学生プレイヤーが多かったものの,なかには上司公認で会社から接続しているという人もいた。理解のある職場のようで本当に幸いである。

  とはいえ,この人数ではおそらくチームメンバーも揃っておらず,練習試合もままならない。ほとんどのプレイヤーは初期キャラクターの転生ノービスから上位 2次職への転職作業や,スキルとステータスポイントの割り振りを考えたり,消耗品や装備アイテムをいろいろ購入したりといった感じだった。

  画面左:3:00PMの時点では,様子見にログインしたプレイヤーをチラホラ見かける程度だった。少し待っていると30名ほどまで増える

  画面右:通常ワールドと異なり,街のいたるところに装備品/カード/消耗品の販売NPC,スキルやキャラクターリセットのNPCが立っている

  


  


  6:00PMにはログイン者数が60名前後まで伸び,9:00PMを過ぎるころには約90名に増えた。所属サーバーは違えども,例えば過去にRJC本戦に出場したギルド同士では,普段からある程度交流があることも多いようで,プレイヤー同士の挨拶や情報交換も活発になり始めた。半分以上のギルドメンバーが揃ったギルドは,早速「ギルドコロシアム」に移動。練習を開始していたようだ。

  特設ワールドではプロンテラの4か所に「ギルドコロシアム」(3/4/5)へのキャラクター転送NPCが,中央の噴水前には練習用ルーム(A/B/C)への転送用NPCが配置されている。

  どちらもPK可能な「シーズモード」(攻城戦モード)に設定されており,ギルドコロシアム3/4/5には,いつでも誰でも入れる。つまり,自ギルドのメンバー以外はすべて「敵」で,個別の練習相手には不自由しないということだ。これにより,細かなステータス値の変更でどれだけダメージ値が変わるかといった検証がいつでも可能なわけだが,基本的にはPvPを楽しむプレイヤーが集まっているため,ギルドメンバーが集まらないときの暇つぶしを兼ねて,普通に PvP戦闘に励むキャラクターの姿も見られた。

  左からギルドコロシアム3,4,5の内部の様子。使用されるのは主に3番のコロシアムで,4と5にはほとんど人影がなかった。細かな検証であれば,相手が揃っているほうが便利ということだろうか

  


  


  


  練習用ルームでは,誰か一人でもプレイヤーキャラクターが入場すると,試合開始1分前のアナウンスが流れる

  一方,A/B/Cと三つ用意された練習用ルームだが,こちらはRJC2007本戦のトーナメントで使われたのと同じマップである。プレイヤーキャラクターが入場すると,試合1分前のアナウンスと,10秒前のカウントを告げるメッセージが順次自動的に流れるという,主に1ギルド vs.1ギルドの本格的な練習試合に利用される場所だ。

  練習用ルームの利用には,11分(準備1分,試合10分)という制限時間が設けられており,途中で勝敗が着いてすべてのギルドメンバーが退場してもリセットされない。そのため,できる限り本番に近い形で模擬戦を行うべく,転送NPCの前にはチャットを立てて次に使うことを周囲に知らせているギルドや,ルームがリセットされるまで待つギルドが集まっていた。

  チャットルームを作り,「A予約」「C予約+ギルド名」などと調整しているプレイヤー達。11:00PM時を過ぎるとさらに人が増えた

  


  FF14 RMT時間帯によってはどのルームも空いているわけだが,メンバーが全員揃うタイミングはどこも似たり寄ったりである。多くのギルドの練習機会を確保するためには,もう少しルームが多くてもよかった気もする。

  ちなみに練習相手の募集については,ゲーム内で行っているギルドもある一方で,IRCにRWC専用のチャットルームを用意し,所属サーバーを問わずそちらに誘導,チャットで次の対戦ギルドを決めているというギルドも多かったようだ。

  いくつかの練習試合を観戦させてもらったところ,職業の構成はハイプリースト,ハイウィザード,プロフェッサー,クラウン,パラディンを核に,火力としてチャンピオン,アサシンクロス,スナイパーのいずれかを採用する組み合わせがポピュラーなようだ。あるいはジプシーを投入し,クラウンの凍結スキル「寒いジョーク」に加えて,ジプシーのスタンスキル「スクリーム」で,徹底的に足止めを狙うギルドもいくつかあった。

  RJC2006,2007では必須ともいえた職業「クリエイター」の姿は,観戦した練習試合ではまったく見かけなかった。「RWC2007のレギュレーションと戦術予測」の記事でも触れているとおり,やはり凍結を防ぐ「マルクカード」の不在は,すべてのプレイヤーにとって頭の痛い問題のようだ。

  


  プロフェッサーを失いランドプロテクターの保護がなくなると,瞬く間に残ったギルドメンバーが全員凍結するシーンも頻繁に見られた。クラウンの寒いジョークも面白いほどによく決まり,凍結したところをチャンピオンの「阿修羅覇凰拳」,アサシンクロスの「ソウルブレイカー」できれいに沈めるなど,勝敗がつくまでの時間は極めて短くなっている。

  とはいえ,取材を行ったのはあくまで初日。練習を通してあらゆる対応策を考慮するうちに,この職業構成や戦術が大きく変化する可能性は高いだろう。

  ■ギルドマスターに聞く,意気込みと勝負のポイント

  キャラクターセッティングや練習相手探しで忙しいところ,二つギルドのマスターに許可をいただき,日本代表ギルド決定戦に向けた意気込み,自信のほどなどを聞いてみた。ギルド名は明かしたくないという意向で,片方のギルドマスターの談話については匿名で掲載している。その点はご了承いただきたい。

  ●「HEIMDAL」サーバー所属「すずなり亭」

  


  Q.特設ワールドのオープン初日ですが,今日は何人が接続できましたか?

  A.5名だけです。全員が揃うのは土曜日(9日)になりそうです。

  Q.「すずなり亭」はふだんから活動しているギルドの名前でしょうか? その場合,普段の活動内容を教えてください。

  A.ええ,普段から「すずなり亭」として活動しています。メンバーは30人前後で,日曜日のGvGに参加しています。ふだんギルドメンバーでPvPを行うことはまったくありません。

  Q.RWCのルールはRJCのものと異なっていますが,今日実際に体験したところでの感想をお願いします。

  A.凍結を防ぐ手段がないというのは,やはり影響が大きいですね。そこがポイントというのは,もちろん事前に分かってはいましたが。

  Q.日本代表ギルド決定戦,そして韓国で行われるRWC2007へ向けての意気込みをぜひ。

  A.準備期間が1週間というのは,うちのような社会人が多いギルドにとって練習時間を確保するのも難しい条件ですが,たとえ全員が揃わなくても,毎日練習は欠かさないつもりです。RJCやRWCのようなお祭り的なイベントは,プレイヤーにとっても張り合いがあって良いと思うので,今後も開催してほしいですね。

  ●匿名希望ギルド

  


  Q.まずはRWC日本予選に向けた意気込みをお願いします。

  A.RJC2007にも参加しましたが,告知から登録までの時間が短く,メンバーが集めきれなかったり,職業構成をじっくり考える時間がなかったりしました。それに対して今回のRWCは,事前にベストメンバーを集め,かなり作戦を練りこんでいるのでけっこう自信があります。

  Q.RJC2007本戦の経験者ということで,RWCとのルールの違いをどう思いますか。

  A.販売アイテムの制限がかなり厳しいところですが,実際装備品がないために対策しにくい職業も出てきています。逆にそこを狙ってうまく立ち回れれば,と思います。

  Q.普段の活動はGvGが中心でしょうか?

  A.PvP好きなプレイヤー同士で集まり,PvPイベントに参加したりしています。ただ,古参プレイヤーの引退が多く,PvPを日常的に楽しむプレイヤーが減っているのは残念ですね。新規の人が増えてくれるとよいのですが。

  Q.今回の大会で,どこが勝負のポイントになると思いますか?

  A.ゴーストリングカードもマルクカードもないので,チャンピオンの阿修羅覇凰拳は効果的なスキルに思えます。しかし,このスキルは敵陣に踏み込んでから発動させるので,凍結やスタンを受けた場合カウンターを食らって戦力を一人失うことになります。それはリスクが高すぎると判断し,敵ギルドとの間に常に若干の距離を保つスタイルで戦うつもりでいます。

  練習時間の合間を縫って質問に答えてくれた両ギルドのメンバーに,まずはあらためてお礼を申し上げたい。

  練習に参加したギルドへの質問と回答でも,マルクカードの不在に伴う凍結の脅威に,注目が集まっているのが分かるだろう。とはいえ凍結を防ぐ手段がないのはどこのギルドにとっても同じであり,あとはいかに被害確率を下げるか,凍結してしまったあとにどう立ち回って戦線を立て直すか,あるいはどう積極的に凍結攻撃を活用するかという問題になる。

  出場予定ギルドにはぜひ,何度でもキャラクターを設定し直せる練習期間中に,ステータスの配分や職業構成,具体的な連携方法など,ありとあらゆる角度から,最高の戦術を模索してほしいRMT.

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