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FF14 RMT平和な日常が崩れ去るとき,物語が動き始める。ノベルゲーム「偽りのパトロネージ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第305回


  FF14 RMTスマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

  本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するのは,ノベルゲーム「偽りのパトロネージ Patronage of Deceit」(iOS / Android)だ。システムやBGM,グラフィックスなどがこだわり抜かれており,斬新さこそないが,非常に堅実で質の高い作品となっている。

  本作は無料でプレイでき,広告やゲーム内課金は一切ない。それでこのクオリティなのだから,思わず唸ってしまう

偽りのパトロネージ Patronage of Deceit
偽りのパトロネージ Patronage of Deceit


  iOS版「偽りのパトロネージ Patronage of Deceit」ダウンロードページ

  Android版「偽りのパトロネージ Patronage of Deceit」ダウンロードページ

  FF14 RMT本作の物語は,主人公の「瑛斗」が,公園で一人泣く少女「優佳」が気になって思わず声を掛けるところから始まる。優佳は泣いている理由を聞かれても答えなかったが,瑛斗がその場を立ち去ろうとすると,「あたしの友達になってくれませんか……?」と呼びかけるのだった。

  そうして交遊が始まった2人は高校,そして大学へと進み,同じ読書サークルへ入って友人たちとともに日々楽しく過ごしていた。そんなある日,2人に大きな悲劇が訪れる。そこから連鎖するように巻き起こる不運,そして優佳の心に閉ざされていた過去とは……。

  このように,本作は,ささいな日常がふとしたきっかけで崩れ,やがて秘められた過去の闇が2人を襲う,というややダークな世界観が特徴だ。牧歌的な日常が淡々と描かれる中,ときおり挟まれる“誰かのモノローグ”が,大きなキーポイントになっている。

  瑛斗と優佳以外にも,個性的な登場人物がずらり。彼らの動向もしっかり注目してほしい

偽りのパトロネージ Patronage of Deceit
偽りのパトロネージ Patronage of Deceit


  選択肢は一切ないのでただ読むだけだが,シーンを盛り上げるBGMやイベントCGなどのおかげもあって,物語に引き込まれていくはずだ。システム周りも非常に整えられており,セーブやロードはもちろん,文章をさかのぼったり,文章表示のスピードを変えたりといったこともできる。SEやBGMのボリュームも調整可能で,この手のゲームでは必要とされる機能が一通り揃っているという印象だ。セーブデータにいたってはなんと100個まで作成できる。

  

偽りのパトロネージ Patronage of Deceit


  優佳の秘められた過去とは何なのか,真実を知った瑛斗が取る行動とは,そして周囲で巻き起こる悲劇の正体は……など,物語はサスペンス的展開で進んでいく。詳細は伏せるが,かなり壮絶な展開なので,心して読み進めていってほしい。読んでいくうちに「なぜそこまで?」「なぜこんなに?」と疑問が湧いてくるはずRMT

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